Column ひとこと

「耐震補強」+「断熱リノベーション」のすすめ2019/02/18

あなたは"住まい"に何を求めますか?
「安全」「快適」「健康」「エコ」そして、「自分(たち)らしさ」でしょうか。
新築住宅ならそれを実現するのも夢ではありませんね。

建て替えはせずに、今の家に住み続けようと思って一番に気になるのはやはり「安全」でしょう。
当事務所にも耐震診断、耐震改修のご要望は多いです。
耐震診断をし、改修の打ち合わせをしていると、たいてい出てくるのが「家が寒い」というお話です。
ですから、当事務所では耐震補強するところは必ず断熱補強もするようにしています。
断熱は、家全体を包みこむことがベストなのですが、耐震補強する外壁側の壁や、床下、小屋裏(屋根)は、比較的断熱補強がしやすく、費用対効果が高いのでお勧めします。

タイル張りのお風呂をユニットバスに替えて、システムキッチンにして、高性能のトイレにして、クロスも新しく張り替えて、新しく機能的で、見た目も綺麗になりますね。
でもそこに「断熱」を加えれば、もっと快適で、健康でかつエコな住まいが期待できます

古い家にお住まいの方々の不満は、おおむね「寒さ」です。
高血圧、冷え性、アレルギー、喘息、ヒートショック、肌の乾燥(かゆみ)などの健康問題は、ほぼ「寒い家」が原因になっていると言っても過言ではないでしょう。
逆に言えば、家を暖かくすれば、それらの健康障害や、風邪、肩こり、腰痛など日常的な健康不調まで改善することが期待できるわけです。

実際に断熱性を良くしたリノベーションをした家の住み手に改善点をアンケートしたところ、次のような答えがありました。

今までは朝ストーブを付けて部屋が暖まるまで時間がかかっていたのが、動き出すための環境づくりの時間が必要なくなり、朝からフル稼働できる。そしてそこにはおまけがあって、その余裕でコーヒーを入れる時間ができたというのです。 寒いとどうしても行動が鈍りますが、暖かくなったことで、仕事の効率が上がり、時間的にも心理的にも余裕が生まれます。
その時間で、子どもに絵本を読んであげられたり、家の掃除ができたりしますよね。

断熱は見た目にはわからないところですが、体感されればきっとやってよかったと実感されることでしょう。
「断熱」にどこまで予算をかけるかというところですが、たとえば、窓を樹脂サッシや2重窓にするだけでも暮らしの質がぐっと変わります。
リノベーションで完璧な高気密・高断熱は難しいかもしれませんけれども、既存の家の弱点を把握し、改善していきます。
どこを優先していくか、何を割り切るか、考えながら、自分たちにとって最適な方法を選んでいかれると良いでしょう。

by Nakane



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